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どうも、みきしゃです!
オリンピックが終わってもう少しで1ヶ月が経とうとしていますね。そんな中で今現在開催されているパラリンピックで気になる種目を見つけました。
『ボッチャ』という名前の競技です。日本代表として出場された杉村英孝さんが金メダルを獲得された競技で、ボールを使用するということまでは皆さんもニュースで見てご存知だと思います。
ですが、ルールまでは分かんない…という方が多いと思いますので、本記事ではボッチャのルールや見どころについて説明します。
この記事を見るとこんなことが分かります。
- ボッチャってなに?
- ボッチャのルール
- ボッチャの見どころ
それでは、一つずつ見ていきましょう!
ボッチャってなに?
日本ボッチャ協会ではこのように説明がされています。
ヨーロッパで生まれたボッチャは、重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。
https://japan-boccia.com/about 日本ボッチャ協会HP参照
私は中学生のときにボッチャに酷似したスポーツ(当時はボッチャとして認識していなかった)を体験したことがありましたが、このような背景があった事は知りませんでした!
ボッチャのルール
最初に簡単にコートについて説明します。
コートは12.5m×6mの長方形で、選手がボールを投げ入れるスローイングエリアは2.5m×1mの範囲になっています。
最初は任意のエリアにジャックボール(白いボール)を投げ入れ、それが的のような役割を果たします。その後、赤ボール→青ボールの順で投げ入れ、以降はジャックボールに遠い方のチームの誰かが投げ入れるというのが簡単な流れになります。
両チームが全てのボールを投げ終わった後、ジャックボールに一番近い位置にあるボールを投げたチームにポイントが入ります。もう少し具体的に紹介すると、両方のチームのボールでジャックボールに最も近いものに注目します。二つを比べて遠い方のチームのボールとジャックボールを半径とする円を書きます。その中によりジャックボールに近かったチームのボールが1個あるなら1点、2個あるなら2点…という形で点数が決定します。
また、ボールの投げ方については決まりがありません!下から投げようと上から投げようとどちらでも良く、腕に障がいをもつ人は専用のレールを使用したり、足で蹴ったりしても良いです。
かなり自由度が高く一見シンプルな競技ですが、相手のボールを弾き出す位置やタイミングが大切なので奥深さも兼ね備えています。
ボッチャの見どころ
これに関しては完全に主観となってしまいますが、一番の見どころは戦略性と杉村さんが本番でも見せた「ボールを重ねる技術」だと思います!
戦略性についてですが、団体戦の場合は投げるレーンが決まっていますので、相手のボールを弾きやすい場所へ予め動かしたり、相手に当てられない位置にボールを置いたりといった戦略がパラリンピックでも見られると思います。
「ボールを重ねる技術」はボール自体が柔らかい素材であるため、相手のボールとジャックボールの間に自分のボールを乗せるというテクニックです。この場合、自チームのボールはジャックボールと接触しているので、確実に点数を得ることが出来ます。一方で弾き出される可能性が高いので、最後の投球で重ねる等の作戦もあるのかもしれません!
もう一点忘れてはいけないのが、マイボールの使用が許されているという点です!
マイボールの使用について
ボッチャでは規定内であればボールへの工夫をする事が許されています。
中身についての規定は無く、市販のものに関しては粒状のプラスチックが入れ込まれています。外皮については滑りにくいようにと合皮等が使用されています。
これは凄く面白いルールだと個人的に考えています!おそらくプラスチックが相手のボールを弾き出しつつ、狙った場所で止まってくれるという点で好むプレイヤーが多いと思いますが、弾き出す専用で重いボールを用意したり、フニャフニャの素材で転がらないボールを用意するプレイヤーもいそうですよね!そういう観点で楽しむ事が出来るのもボッチャの魅力かなと思います!
まとめ
皆さん、ボッチャの魅力やルールについて伝わりましたか?
この記事を読んで「ボッチャ見てみたい!」となったそこのあなた!
なんとペア戦・団体戦は明日まで続きます!
是非とも本ブログで得た知識を元に、競技を楽しんでいただければなと思います。
それでは本日はこの辺で失礼したいと思います。また次回の投稿でお会いしましょう!
バイバイ!
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